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「お気に入りのBluetoothスピーカー、2台同時に鳴らして迫力あるサウンドで音楽を楽しめたら…」と考えたことはありませんか?
1台のiPhoneやPCから、2台のスピーカーでステレオ再生やパーティーモードを実現したいというニーズは少なくありません。
しかし、実際にbluetooth スピーカー 2台同時 接続 やり方を調べてみると、情報が多くて混乱してしまうことも。そもそも、2台同時に接続できますか?という基本的な疑問から、IPhoneに2台同時に繋げられますか?といった具体的な質問まで、悩みは尽きないものです。
同時に接続できる機器の数は一体いくつなのでしょうか。この記事では、そのような疑問に明確に答えていきます。
ソニーの強力な連携機能や、jblのパーティーモード、コストパフォーマンスに優れたアンカー製品の接続方法、さらにはpcとの連携やダイソーの製品で可能なのか、理論上の4台接続の可否まで、分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの環境に最適な2台同時接続の方法がきっと見つかります。
- Bluetoothスピーカーを2台同時に接続するための基本的な条件や方法
- iPhoneやPCなど、使用デバイスごとの接続可否と注意点
- ソニー、JBL、Ankerなど主要メーカー独自の複数接続機能の詳細
- Bluetoothトランスミッターを利用した応用的な接続方法
Bluetoothスピーカーって2台同時に繋げる?基本の方法と仕組み

- そもそも2台同時に接続できますか?
- IPhoneに2台同時に繋げられますか?
- 同時に接続できる機器の数は決まってる?
- pcスピーカーとして2台接続は可能か
- ダイソー製品で2台同時接続はできる?
そもそも2台同時に接続できますか?

結論から言うと、特定の機能に対応したスピーカー同士であれば、2台同時に接続することは可能です。しかし、どのようなBluetoothスピーカーでも2台繋げられるわけではありません。
Bluetoothの基本的な仕組みは、スマートフォンやPCなどの親機(送信側)1台に対して、スピーカーやイヤホンのような子機(受信側)1台を接続する「1対1」の通信が原則です。
このため、スマートフォンの設定画面から単純に2台のスピーカーに接続しようとしても、通常は後から接続した方に音声が切り替わってしまいます。
では、どうすれば2台同時に鳴らせるのでしょうか。それには、主に以下の3つの方法があります。
2台同時接続を実現する主な方法
- ステレオペアリング(TWS)機能:同じモデルのスピーカー2台を連携させ、それぞれを左右のチャンネルとして機能させる方法です。
- パーティーモード(デイジーチェーン)機能:複数のスピーカー(異種モデル対応の場合も)を連結し、同じ音源を同時に再生する方法です。
- Bluetoothトランスミッター:オーディオ機器とスピーカーの間に中継器を挟み、1つの音源を2台のスピーカーに同時に送信する方法です。
これらの機能はスピーカー自体に搭載されているか、あるいは外部機器を追加することで実現します。お持ちのスピーカーが対応しているか、またはどの方法が自分の目的に合っているかを確認することが、2台同時接続への第一歩となります。
iPhoneに2台同時に繋げられますか?

「iPhoneから2台のBluetoothスピーカーを鳴らしたい」という方は非常に多いですが、これも条件付きで可能となります。
重要なのは、iPhone自体には、2台の異なるBluetoothスピーカーに同時に音声を送信する「デュアルオーディオ」機能が標準搭載されていないという点です。
一部のAndroid端末(Galaxyなど)にはこの機能がありますが、iPhoneの場合はOSレベルで対応していません。そのため、iPhoneのBluetooth設定画面で2台のスピーカーをペアリングしても、同時に音を出すことはできません。
しかし、諦める必要はありません。前述の通り、スピーカー側に搭載されている機能を利用すれば、iPhoneからでも2台同時再生が実現できます。
iPhoneで2台同時接続する場合の注意点
iPhoneで2台同時再生するには、iPhoneとスピーカー1台をBluetoothで接続し、そのスピーカーを親としてもう1台の子スピーカーを連携させる、という手順になります。つまり、「ステレオペアリング」や「パーティーモード」に対応したスピーカーセットが必須です。
例えば、SonyやJBL、Ankerの対応スピーカーであれば、専用アプリや本体ボタンの操作でスピーカー同士をペアリングできます。
一度スピーカー同士が繋がってしまえば、iPhoneからは1台のスピーカーとして認識されるため、通常通り音楽を再生するだけで2台から音が出力されるのです。

同時に接続できる機器の数は決まってる?

Bluetoothで同時に接続できる機器の数は、目的や機能によって大きく異なります。
まず、一般的な音楽再生(プロファイル:A2DP)の場合、1台の親機(スマホなど)に対して同時に音声を再生できるスピーカーは原則として1台です。これはBluetoothの規格上の基本的な仕様です。
ただし、「マルチペアリング」という機能と混同しないように注意が必要です。
マルチペアリングとは、1台のスピーカーが複数の親機(例えば、スマホとPC)の接続情報を記憶できる機能のことです。
これにより、接続を切り替えるたびにペアリングし直す手間が省けますが、あくまで同時に音声を再生できる親機は1台だけです。
「マルチペアリング対応」と書かれていても、「複数台同時再生OK」という意味ではないんですね!
一方で、メーカー独自の「パーティーモード」などの機能を使えば、この制限を超えられます。
例えば、JBLの「PartyBoost」やSonyの「パーティーコネクト」は、理論上最大100台までのスピーカーを同時に接続できるとされています。これは、スピーカー同士が連携して音声を中継していく仕組みによるものです。
また、Bluetoothトランスミッターを使用する場合は、製品の仕様に依存します。多くのトランスミッターは、同時に2台までのスピーカーやヘッドホンへの送信に対応しています。
pcスピーカーとして2台接続は可能か

はい、PC(パソコン)でもBluetoothスピーカーを2台同時に接続して、よりリッチなサウンド環境を構築することは可能です。接続方法は、これまで説明してきた内容と基本的に同じです。
方法1:スピーカーの連携機能を使う
最も手軽なのは、ステレオペアリングやパーティーモードに対応したスピーカーを使用する方法です。
2台のスピーカーをあらかじめ連携させておき、PCとはそのうちの親スピーカー1台とBluetooth接続します。
これにより、PCからは1つのオーディオデバイスとして認識され、簡単に2台のスピーカーから音を出すことができます。映画鑑賞やゲームプレイで、左右にスピーカーを配置すれば、臨場感が格段に向上します。
方法2:Bluetoothトランスミッターを使う
スピーカー自体に連携機能がない場合でも、Bluetoothトランスミッターを使えば2台同時接続が可能です。
PCのイヤホンジャックやUSBポートにトランスミッターを接続し、トランスミッターと2台のスピーカーをそれぞれペアリングします。
この方法のメリットは、メーカーや機種が異なるスピーカーでも組み合わせられる点です。
PCのOSによる注意点
Windowsの一部のバージョンではOSの機能で複数のオーディオデバイスに音を出す設定も試せますが、音声の遅延や同期ズレが発生しやすく、一般的ではありません。
安定した再生を求めるなら、スピーカー側の機能かトランスミッターを利用するのが確実です。
ダイソー製品で2台同時接続はできる?

近年、ダイソーなどの100円ショップでも驚くほど高機能なBluetoothスピーカーが販売されており、そのコストパフォーマンスの高さが話題です。
しかし、これらの製品で2台同時接続ができるかというと、残念ながらスピーカー単体の機能だけでは基本的にできません。
2台同時接続に必要な「ステレオペアリング(TWS)」や「パーティーモード」といった機能は、スピーカー内部に高度な制御チップやソフトウェアを必要とします。
低価格を実現している製品では、これらの機能はコストの観点から省略されているのが一般的です。
低価格スピーカーで同時接続を試すなら
もし、どうしてもダイソーなどのスピーカー2台で音を鳴らしたい場合、唯一の可能性はBluetoothトランスミッターを別途購入して利用することです。
2台のスピーカーへの同時送信に対応したトランスミッター(Anker Soundsyncなど)を使えば、スピーカー側に特別な機能がなくても、1つの音源を2台に分配して再生できます。
ただし、トランスミッターの購入費用がスピーカー本体の価格を上回ってしまう可能性も。
手軽に高音質なステレオ再生を楽しみたいのであれば、初めからステレオペアリングに対応したAnkerなどのメーカー品を選ぶ方が、結果的に満足度は高くなるでしょう。

メーカー別の機能や複数接続も!同時接続の応用ワザ

- アンカーのステレオペアリング機能とは
- ソニーのパーティーコネクト機能
- jblのパーティブースト機能について
- 理論上は4台接続も可能になるのか
アンカーのステレオペアリング機能とは

Anker(アンカー)は、モバイルバッテリーや充電器で有名なブランドですが、Soundcoreというオーディオブランドで質の高いBluetoothスピーカーも数多く展開しています。
その多くに搭載されているのが「ワイヤレスステレオペアリング」機能です。
これは、同じモデルのSoundcoreスピーカーを2台用意することで、ワイヤレスで連携させ、本格的なステレオサウンドを実現する機能です。
1台が左チャンネル(L)、もう1台が右チャンネル(R)の音を再生するため、1台で聴くモノラルサウンドとは比較にならないほどの音の広がりと臨場感を得られます。
ワイヤレスステレオペアリングの主な特徴
- 簡単な設定:多くの機種では、両方のスピーカーのBluetoothボタンを長押しするなど、簡単な操作でペアリングが完了します。
- 安定した接続:最新のBluetooth規格に対応している機種が多く、音の遅延や途切れが少ない安定した接続が魅力です。
- 高いコストパフォーマンス:比較的手頃な価格帯のモデルでもステレオペアリングに対応しており、低予算で高音質なステレオ環境を構築できます。
対応モデルの例
Anker Soundcoreシリーズの「Soundcore 3」や「Soundcore Motion+」などがこの機能に対応しています。
2台購入しても大手ブランドの1台分の価格に収まることも多く、気軽にステレオ再生を始めたい方には非常におすすめです。(参照:Anker Soundcore公式サイト)
アウトドアや自宅での映画鑑賞など、様々なシーンで活躍するAnkerのステレオペアリング機能は、Bluetoothスピーカーの楽しみ方を一段階引き上げてくれる便利な機能と言えるでしょう。
ソニーのパーティーコネクト機能

日本の大手電機メーカーであるSONY(ソニー)は、高音質なオーディオ製品で世界的に評価されています。同社のワイヤレススピーカーには、複数のスピーカーを連携させるための強力な機能が搭載されています。
ソニーのスピーカー連携機能には、主に「Stereo Pair(ステレオペア)」と「Party Connect(パーティーコネクト)」の2種類があります。
機能名 | 特徴 | 接続台数 | 主な目的 |
---|---|---|---|
Stereo Pair | 同じモデル2台を接続し、左右のステレオ音声に分離して再生する。 | 2台 | 高音質なステレオ音楽鑑賞 |
Party Connect | 対応スピーカーを複数台接続し、全てのスピーカーから同じ音を大音量で再生。光の演出も同期する。 | 最大100台 | パーティーやイベントでの利用 |
Party Connect(パーティーコネクト)の魅力
特に「パーティーコネクト」は、その名の通りパーティーシーンを盛り上げるための機能です。
異なる対応モデル同士でも接続できるのが大きな特徴で、例えばパワフルな「SRS-XGシリーズ」とコンパクトな「SRS-XEシリーズ」を組み合わせて、家中に音を行き渡らせる、といった使い方が可能です。
また、多くの対応機種にはLEDライティング機能が搭載されており、パーティーコネクトで接続すると、音だけでなく光の演出まで全てのスピーカーで同期します。
これにより、音楽と光が一体となった没入感のある空間を創り出すことができます。(参照:ソニー公式サイト)
高音質なステレオ再生から、大規模なパーティーまで、幅広いニーズに応えられるのがソニーのスピーカー連携機能の強みです。
jblのパーティブースト機能について

アメリカ発祥の老舗音響機器ブランドであるJBLは、プロの現場からコンシューマー向けまで、幅広い製品で高い人気を誇ります。
JBLのポータブルBluetoothスピーカーの多くには、「PartyBoost(パーティブースト)」という独自の連携機能が搭載されています。
この機能は、PartyBoostに対応したJBLスピーカーを複数台ワイヤレスで接続し、音楽体験を拡張するためのものです。AnkerやSonyの機能と同様に、2つのモードを使い分けることができます。
JBL PartyBoostの2つのモード
- パーティーモード:複数のスピーカーを接続し、すべてのスピーカーから同じサウンドを再生します。広い空間で音楽を鳴らしたい時や、アウトドアで活躍します。接続可能台数は理論上100台以上とされています。
- ステレオモード:2台の対応スピーカーをペアリングし、それぞれをL(左)チャンネルとR(右)チャンネルに割り当てて、広がりのあるステレオサウンドを楽しみます。
JBLのスピーカーは、もともとパワフルでキレのあるサウンドが特徴ですが、PartyBoost機能を使うことでその魅力がさらに増します。
特に、防水性能が高いモデルが多いため、プールサイドやビーチ、キャンプといったアウトドアシーンで複数のスピーカーを連携させるのに最適です。
防水スピーカーを複数繋げば、アウトドアがもっと楽しくなりそうですね!
「FLIP」シリーズや「CHARGE」シリーズなど、多くの人気モデルがPartyBoostに対応しています。旧モデルの「JBL Connect+」という機能とは互換性がないため、接続したいスピーカーがどの機能に対応しているか、購入前に確認することが重要です。(参照:JBL公式サイト)
理論上は4台接続も可能になるのか

「スピーカーを2台だけでなく、3台、4台と繋げたい」と考えたことがあるかもしれません。これは、いくつかの条件を組み合わせることで、限定的ながら理論上は可能です。
ただし、スマートフォンの標準機能やスピーカー1組の機能だけでは実現できません。複数の技術を組み合わせる必要があります。
方法1:デュアルオーディオ対応スマホ + ステレオペアリング
一部のAndroidスマートフォン(Samsung Galaxyなど)には、「デュアルオーディオ」という機能が搭載されています。これは、1台のスマホから2つの異なるBluetoothオーディオ機器へ同時に音声をストリーミングできる機能です。
この機能を利用し、以下のような手順を踏むことで4台接続が理論上可能になります。
- ステレオペアリング対応スピーカーAのセット(A1とA2)を用意し、ペアリングさせておく。
- 同様に、スピーカーBのセット(B1とB2)もペアリングさせておく。
- デュアルオーディオ対応スマホから、ペアリング済みのスピーカーセットAとスピーカーセットBに、それぞれBluetooth接続する。
この方法であれば、スマホは2つのオーディオ機器に接続しているだけですが、実際には合計4台のスピーカーから音が出ることになります。
あくまで理論上の話
この方法は非常に高度で、機器の相性やBluetoothの電波干渉などにより、必ずしも安定して動作するとは限りません。音声の遅延や同期のズレが発生する可能性も高く、あくまで実験的な試みと考えるのが良いでしょう。
方法2:オーディオスプリッター + トランスミッター2台
もう一つの方法として、物理的に信号を分配する方法があります。PCやスマホのイヤホンジャックに「2分配オーディオスプリッター」を接続し、そこから2台のBluetoothトランスミッターに有線で繋ぎます。それぞれのトランスミッターが2台ずつスピーカーに接続すれば、合計4台を鳴らすことが可能です。こちらも非常に複雑な構成であり、一般的ではありません。
まとめ:あなたに合ったBluetoothスピーカー2台同時接続の方法
この記事では、Bluetoothスピーカーを2台同時に接続するための様々な方法について解説しました。最後に、本記事の要点をリスト形式でまとめます。
- Bluetoothの基本は1台の親機と1台の子機による1対1接続
- 2台同時接続にはスピーカー側の「ステレオペアリング」や「パーティーモード」機能が必要
- または「Bluetoothトランスミッター」という外部機器を利用する方法もある
- ステレオペアリングは同じモデル2台で左右のステレオ音声を楽しむ機能
- パーティーモードは複数台で同じ音を再生し大人数で楽しむための機能
- iPhone自体に2台のスピーカーへ同時送信する機能は標準搭載されていない
- iPhoneで2台再生するにはスピーカー側の連携機能が必須
- PCでもスピーカー側の機能やトランスミッターを使えば2台同時接続は可能
- ダイソーなどの低価格スピーカー単体での2台同時接続は基本的に不可
- Ankerの「ワイヤレスステレオペアリング」はコスパ良くステレオ環境を構築できる
- ソニーの「パーティーコネクト」は最大100台まで接続でき光の演出も同期する
- JBLの「PartyBoost」は防水性の高いスピーカーが多くアウトドアに最適
- メーカー独自の連携機能は旧規格との互換性がない場合が多く注意が必要
- デュアルオーディオ対応スマホとステレオペアリングを組み合わせれば理論上4台接続も可能
- 自分に合った接続方法を選びワイヤレスオーディオ環境をアップグレードしよう

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